芋焼酎はスバラシイ2003年04月30日

僕はだいたい毎晩、食事の時に缶ビール一個飲む。よく「先におかずだけで酒を飲んで、後でご飯を食べる」という人がいるが、僕はご飯を食べながら飲む。居酒屋でも最初にご飯ものを注文したりする。ある程度お腹に詰め込んでから飲まないと酔いが回りすぎるのだ。酔いが回ると頭が痛くなる。ようするに酒が弱いということですね。

僕は酒が弱いわりに、いろんな酒を試してみることには熱心である。普段はたいがい安くて手に入りやすい国産缶ビールを飲むのだが、その合間に(あまり高くなくて)おいしいお酒の探求も続けている。少ししか飲めないので、多少高くてもウマイ酒を飲みたいのだ。うまくもない酒を飲んで頭だけ痛くなったのでは何も面白くない。そういうわけで、これまでに地酒、イタリアワイン、地ビール、ベルギービールなんかに凝った。

最近は芋焼酎にはまっている。僕は芋焼酎のニオイが苦手で全く飲まなかったのだが、鹿児島出身の友人がウチに持ってきた「さつま島美人」を飲んで目からウロコが落ちた。焼き芋のような甘みがあるし、そんなにクサくない。お湯割りにすると湯気と一緒に甘い香りが立ちのぼってとても具合がよい。

暖かくなってくるとお湯割りというわけにいかないので、試しにガス入りミネラルウォーターで割ってみると、予想外に旨いではないか。「芋焼酎の微炭酸割り」を発見して以来、そればっかり飲むようになってしまった。僕のささやかな晩酌のシェアにおいてビールが一位の座から転落するのは初めてのことだ。旨いし安いし、何よりも頭が痛くならないところがよい。