「Live In Tokyo 2012」 奥田民生 ― 2012年06月05日
僕以外の家族はこのツアーの大阪公演に行ったのだが、僕はパスした。前回の岸和田公演の音量が大きすぎて気分が悪くなったし、40過ぎから始まった耳鳴りが悪化しそうな気がするからだ。コンサートに行く代わりにライブ盤を聴いてみる。
奥田民生のバンドはソロデビューから10年ほどDr.StrangeLove+斎藤有太だったが、数年前から小原礼、湊雅史、斎藤有太に代わった。正直なところ、このバンドがあまり好きではない。前のバンドの方が良かった。前のバンドはビートルズ志向で脱力感とユーモア感覚があり、音楽性の幅も広かったが、今のバンドはツェッペリン志向で力んだ感じがあって、どの曲もハードロックっぽくて楽しそうではない。ライブを聴くと、そういう傾向がスタジオ録音よりもハッキリと表れている。
タミオの活動全体を見れば、アコギ弾き語りの「ひとり股旅」とか、ステージ上で一人多重録音をやってみせるレコーディングライブとか、誰よりも幅広いので、バンドでは狭く絞り込んだ音楽性を追求しているのかもしれない。
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