「行人」 夏目漱石 ― 2015年05月18日
村上春樹が面白いと言っていたので、読んでみた。数年前、僕の中で漱石ブームだったことがあり、文庫本を次々に買ったのだが、これは買ってなかった。今ではキンドルがあるので、タダで読める。
はじめは語り手そのものが主人公のようで、飄々とした感じの話が続くのだが、次第に他の登場人物がすごく気になってきたかと思うと、さらに別の人がメインの話になってきて、最後は、えー、そこで終わるの?と思ってしまう構成。話が進むうちに視点というか意識の重心が移動していく具合が面白い。
最初の方の場面で天下茶屋とか浜寺とか、南大阪人の僕の生活圏の地名が出てきたのが楽しかった。調べてみると、大阪に来て中之島公会堂や堺の女学校(現在の泉陽高校)で講演した経験を基にしているらしい。病院に友人を見舞う場面や和歌山に行く場面があるが、漱石自身も講演で和歌山に行き、大阪で胃の調子が悪くなって入院したようだ。
はじめは語り手そのものが主人公のようで、飄々とした感じの話が続くのだが、次第に他の登場人物がすごく気になってきたかと思うと、さらに別の人がメインの話になってきて、最後は、えー、そこで終わるの?と思ってしまう構成。話が進むうちに視点というか意識の重心が移動していく具合が面白い。
最初の方の場面で天下茶屋とか浜寺とか、南大阪人の僕の生活圏の地名が出てきたのが楽しかった。調べてみると、大阪に来て中之島公会堂や堺の女学校(現在の泉陽高校)で講演した経験を基にしているらしい。病院に友人を見舞う場面や和歌山に行く場面があるが、漱石自身も講演で和歌山に行き、大阪で胃の調子が悪くなって入院したようだ。
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