頭痛解消法 (個人の感想です)2015年12月31日

僕は高校生の頃から、頭痛持ちで、だいたい年に10回くらい頭が痛くなる。仕事だとか用事だとかは何とかこなせる程度とはいえ、頭が痛いととにかく何もかもイヤになるし、ややこしいことは考えられない、考えたくもない。

困ったことに、頭痛薬は効かない。常用した挙句に効かなくなったのではなく、20代の頃に初めてバファリンを飲んだときから全く効果がなかった。主成分がアスピリンとかイブプロフェンとかアセトアミノフェンとか違うのを試してみてもダメで、とりあえず夜まで我慢して早めに寝てしまうしかない。ただ、何日も続くことはなく、一晩眠れば治るというのが救いだ。

そういうわけで、40年近く頭痛に悩まされてきたのだけど、半年ほど前に「腕をこすれば頭痛が治る」ということを発見した。前腕部を反対の手で握ってこすると、なぜか頭痛が治ってしまう。夏だったのでむき出しの腕をこすったのだが、秋になって長袖を着た状態で服の上からこすってもOK.、というよりその方が効果が高いような気がする。布でこする方が摩擦が有って良いのかもしれない。つまり乾布摩擦が良いということなんだろうか。

最初は自分でも半信半疑だったが、その後、ちょっと頭が痛くなりかけたら前腕と上腕をゴシゴシとこするようになり、それでちゃんと治る。その結果、この半年で今までのような頭痛には一回もなっていない。

ところで、僕は酒が弱くてビール1缶が適量なのだけど、ビールを飲むとだいたい五分五分の確率で頭が痛くなっていた。それが、この「腕こすり」をやりだしてから、ビールを飲んでも頭が痛くならなくなったのだ。

この発見によって、僕のQOLは15%くらい向上しました。

「アマゾンで古本を売るコツ」2014年02月01日

要らなくなった本を試しにアマゾンのマーケットプレイスに出品してみたら、結構いい値段であっけなく売れたので、古本売りにハマってしまいました。我が家の古本や古雑誌が、この3ヶ月で100冊も売れて、売上も数万円になっています。絶版本が定価より高く売れたりもします。1冊ずつ宅配便で発送する手間はかかりますが、オンライン古本屋が簡単に開業できてしまうというわけです。

その経験で判ってきたノウハウを整理して電子書籍を作りました。高く売れるのは学術本や趣味・実用書などです。要らない本がある方は、まずアマゾンで中古の相場を調べてみて下さい。

詳しい内容説明はこちら

原発問題2011年04月23日

僕は昔から原子力発電に反対だが、その主な理由は使用済み核燃料の処分ができないことである。電力会社は「電気はクリーン」だと宣伝をするが、僕は使用済み核燃料がクリーンだとは思えないので、電気を使うことに後ろめたさがある。だから、僕の仕事部屋には冷暖房が無くて、去年の夏には一度熱中症になってしまった。深夜電力は余っていると言われたって、深夜電力は原子力の比率が高いから、寝るときも冷暖房は使わないようにしている。

それにしても、使用済みの燃料があんな風に剥き身で原子炉建屋のプールに漬けてあるとは知らなかった。処分の方法が無いから貯めてあるのだ。あの実態が判っただけで原子力発電はすぐにでもやめるべきだとハッキリしたはずだが、どうもそういう世論になっていない。原発については今まで議論が抑えこまれてきたせいで、なかなか話のピントが合いにくい。

福島第一原発事故についても、津波で電源を失ったことが一番の問題であるかのようにいわれているが、それは間違いだろう。この事故のキモは、最初の地震で配管が壊れてしまったことだと思う。配管が壊れたから、冷却水が漏れて核燃料が露出してしまい、そのために発生した水素も漏れて爆発し、放射能汚染水も漏れて大変なことになっているわけである。各地の原発で津波対策と称して予備電源を確保するなどと言っているが、電源が無事でも配管が壊れたら今の福島第一と同じ事態に至るのではないか。全国の原発で配管の耐震性を緊急に検証して、震度7に耐えられない原発はすぐに止めるべきだ。

原発の安全性については、関電や電事連の「5重の安全」などという宣伝を僕も少しは信じていた。何しろ深刻な事故が起きたら電力会社自身が今の東電のように致命的なダメージを受けるわけだから、安全性は我がこととして真剣に考えるはずだ。でもその考えは甘かった。電力会社の人たちは、「大した地震は来ない」という賭けに有り金全部を張っていたのだ。その賭けに勝っている間は電力会社が儲かり続け、負けた瞬間に税金や電力料金にツケを回すというビジネスモデルである。これはヒドイ。しかも、各電力会社はこの期に及んでも、まだその仕組みを続けようと思っているようだ。「東電みたいになりたくないから原発は止めよう」と考えないのが不思議だ。

電力会社に限らず原子力を容認する人は、CO2を出さないから温暖化防止になるというのだが、本当に温暖化しているのか、本当にCO2が温暖化の原因なのかという点に疑問がある。原発を止めると電力不足になるというのも疑問だし、電力不足が悪いのかという疑問もある。電力が足りないと経済成長できないという話も本当なのか。そもそも、経済成長と幸福度には相関がないこともすでに明らかになっている。いろいろ一から考え直すべきときである。

放射線2011年03月20日

枝野長官やマスコミが原発事故による放射線について「何々シーベルトはCT何回分だから直ちに健康に影響しない」などと言っているが、この言い方にはいろいろと疑問がある。

調べてみると、シーベルトという単位はいろいろな種類の放射線の強度に係数を掛けて足したものである。アルファ線、ベータ線、ガンマ線、中性子線など放射線の種類によって性質が全然違うのにごっちゃにしてしまっているわけである。アルファ線なら紙でも防げるが、ガンマ線や中性子線ならコンクリートが必要だ。何線がどれくらい検出されているのか可能な限り明らかにするべきだ。

また、CTで放射線を浴びるのは1回だけだが、今問題になっている数値は「1時間あたり何々シーベルト」だから話が違う。「1時間あたり何々シーベルトはCT何回分」というのは「時速100kmは距離100kmに等しい」と言っているようなものである。

それに、放射線を外から浴びるのは逃げたり遮蔽したりできる場合もあるが、放射線を出す物質を体内に取り込んだ場合は被曝が続く。そのへんを「直ちに影響しない」などと誤魔化しているのだろう。

さらに、検出されている放射線の源がどういう元素かによっても話が変わる。希ガスなら体内に取り込まれないらしいが、ヨウ素なんかは取り込まれやすい。放射性物質の半減期によっては、心配するべき期間も大幅に異なる。

加えて、原発の放射能漏れを病気の治療のために仕方なく使うCTの被曝と比べて安心を謳うことにも問題がある。そもそも、日本ではCTを他国より安易に使い過ぎではないかという指摘もある。

そういう複雑な話を「何々シーベルトだからどうこう」と単純化して済ませようとする姿勢自体が無責任である。全然信用できない。自分で調べてよく考えて行動しなくてはならない。

デジタルアンプTDA7491キット2011年01月19日

以前は居間にステレオがあったのだが今は無くて、スピーカーだけがある。居間で音楽を聴くためにアンプが欲しいなあと思って調べているうちに、デジタルアンプの自作キットというのを見つけた。「カマデンTDA7491KIT」という基板と電気素子のセットが4千円くらい。「とりあえずのケースキット」という端子類とアルミケースのセットが3千円くらいで安い。評判をググってみると、音も悪くないらしいので作ってみることにした。

コンデンサやコイルの半田付けは楽勝、1時間くらいでできた。しかし、アルミケースに穴を開けて端子類を付けたり、リード線を半田付けするのにはかなり苦労する。途中で工具が必要になって、穴を加工するテーパリーマとリード線の皮を剥くストリッパーをアマゾンで購入。ケースキットに付いていた基板のスペーサが長過ぎるので、切る。電源は5Vから18Vまで作動するらしいので、余っていた13VのACアダプターを利用した。結局3日くらい掛かって完成。

スイッチを入れてみると、電源ランプが点かない。なぜかスイッチOFFにすると点灯する。配線をやり直すと、今度は全然点かない。更に考えてLEDの極性を逆に繋いでみるとちゃんと点いた。

iPodとスピーカーを接続してみる。ちゃんと音が出た!ノイズも全く無い。嬉しい! ちょっと低音が弱いような気がするが、スピーカーのせいかもしれない。まあ文句無し。こんなにちっちゃいアンプとiPodだけでステレオが成立するって凄いなあ。通販だから電器屋街に出掛けなくても済んだし。

菜園2010年12月07日



夏のベランダ菜園の収穫は、キュウリ12本と小さいゴーヤ3本で、やや物足りなかった。来年またやるとしたら摘芯や授粉などを研究して、収量を上げたいところだ。

それまでの秋冬にできるものは無いかなと、ホームセンターの種売り場の棚を眺め、ラディッシュとルッコラのタネを買ってきた。プランターに撒いて育てているところだが、やや育ちが悪い。写真手前のラディッシュはちょっと太ってきたが、奥のルッコラは全然伸びない。両方ともなぜか紅葉してしまっている。

「ゴーヤ1号」2010年08月28日



5月の連休にキュウリとゴーヤの苗を植えた。キュウリは3週間で最初の実を収穫できたが、ゴーヤは全然実がならない。今頃になってやっとタマゴぐらいのができた。

どちらも同じように朝晩水をやっただけだが、何か失敗しているのだと思い調べてみると、「ゴーヤの雌花は孫蔓に咲くので、親蔓を摘芯すべし」とのことであった。

薄切りにして2分茹で、「追い鰹つゆ」とゴマ油であえて食べた。

2010年06月14日

和歌山の山中にある知人のログハウスに蛍を見に行った。毎年家族で行っていたのだが、子供たちも中高生になるといろいろ忙しいので、僕ひとりで出掛けた。家から車で1時間半くらい。鶯の声しか聞こえない谷間の村。

夕方になるとカジカ蛙が鳴き始める。デッキでバーベキューをしながら待っていると、9時頃から蛍がちらほら飛び始める。川のそばまで行くと蛍が近づいて来たので捕まえた。ケータイのカメラで写真を撮ろうとしたが、なかなか難しい。蛍が飛んでいないときはお尻が羽に隠れて光が見え難い。手に乗せた蛍のお腹側から写そうとして傾けたりしているうちに飛んで行ってしまう。


キュウリ収穫2010年05月26日


苗を植えて3週間くらいでできたキュウリ1号。朝採ってすぐに4つに切って家族でかじった。旨い!と驚くほどのものではないが、ちゃんとまともなキュウリだった。

雨水タンク (レインセラー)2010年05月22日


ベランダ菜園にパナソニック電工の「レインセラー150」という雨水タンクを設置した。容量150リットル。通販で42000円だった。自治体によっては補助金が出るところもあるらしい。

雨樋の縦配管をノコギリで切ってアダプターを取り付け、ホースを接続するようになっている。まあ、そんなに難しい作業ではなかったが、ホースの取り付け金具は締め難かった。

これで水汲みの手間が省けるのと、非常時のトイレの水くらいは確保できる。ただし、飲水には使うべからずと説明書に書いてある。

前に検討したときは500リットル入るドラム缶みたいなのしか無かったが、これなら置き場所も何とかなる。蛇口が付いているのも便利。

空の状態から、小雨が一晩降ったら満タンになった。