日記: お気楽論

平日の朝は７時半に起きればいいのだけど、最近は６時半くらいから娘に起こされてしまうので寝不足だ。僕のそばに立って「パパー、パパー」と呼ぶのを無視したりするが、しまいには枕元に置いてあるメガネを掴んで持ってきてくれる。仕方なくそれを受け取ってメガネを掛け、娘を抱いてどっこいしょと起きあがる。

週末に保育園から持って帰った昼寝用の布団を持っていかなくてはならないので、月曜は荷物が多い。うちは夫婦揃って保育園に子供を連れていくのでまだマシである。１人で４人の子供を連れて来るお母さんもいる。奥さんが娘の体温を測っている間に、布団を所定の場所にしまい、エプロンやタオルをセットする。自分で用意を済ませた息子のところへ行き、歯を磨いてやる。リョウ君がやってきて、昨日どこかへ遊びに行ったという話をする。先生に息子を昼に迎えに来ることを伝える。朝の保育園は慌ただしい。

息子を歯医者に連れて行くために昼から会社を休む。保育園に着いたらお昼寝の時間だったので、各部屋のカーテンが引かれ静まり返っている。息子は昼寝に参加せずに事務所で待っている。息子と車に乗り、近くの自動車屋に行って車を点検に出し、そこから歩いて家まで帰る。池の端を歩いていると、草むらで鳴く虫の声に息子が気付く。ジーッと鳴くのは何の虫だったっけ？

家に帰り、保育園から持って帰ってきた水筒にお茶を足して、自転車で歯医者に行く。歯医者のそばの郵便局で振り込みを２件済ませる。息子は郵便局の外の植木の根元で虫を探して待っている。おもちゃの虫眼鏡で観察して、発見したのはアリと蝉の穴とカナブンの羽だった。郵便局から道を渡って歯医者に行くために信号待ちをしていると不動産屋があったので、窓に張られた貸家の情報を見る。この近くで５ＤＫで12.5万というのがある。駐車場は無い。

平日の歯医者はすいている。息子を待っている間、居眠りをしてしまう。診察台に寝転がった息子も寝ていたと衛生士のお姉さんが教えてくれる。息子の奥歯に新たな虫歯が見つかる。

近くの大きな公園に行く。公園もすいている。タコの滑り台のところに行く。休日には数十人が遊んでいるが今日は独り占めである。木陰でネクタイをしめた中年の男が寝ている。男は地面にビニールシートを敷いて書類カバンを枕にしている。休憩所の机には１０才くらいの女の子が２人向かい合って座り、おしゃべりしながら何かの絵を書いている。息子が滑り台のてっぺんから僕に手を振る。僕も手を振る。

息子が４時から｢ポンキッキーズ｣を見たいというので帰ることにする。水道で息子の足を洗う。保育園の前を通る時、運動場にいる子供たちに向かって息子が「おーーーい」と叫ぶ。特に友人がいたわけではないと言う。自動車屋の前を通ると、うちの車を洗ってくれているところだった。家に着いてテレビをつけると、ポンキッキーズは終わっていた。３時半からだった。

息子と歩いて車を取りに行き、保育園に娘を迎えにいく。夕方の保育園は昼と違って騒がしい。娘は本箱の本を全部外に出して、自分が中に入り込んでいる。僕の顔を見て笑いながら本箱から出てくる。３人で家に帰ってママの帰りを待つ。息子がレゴで遊びながら思い出し笑いをする。何が面白いのかと聞くと、「チーちゃんのうちのネコがトイレでオシッコをしようとしてトイレにはまったんやって」と言う。ママが帰ってきて、もう一度その話をする。