「乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない」橋本治(集英社新書)2005年12月04日

バブルが発生したのはもう投資先が無くなったからで、投資先が無くなったのはもう必要が満たされたからである。その状況は今も続いている。著者は同じようなことを何年も前から言っていて、僕もそのとおりだと思う。メーカーの技術者である僕の仕事場でもみんなそう思っている。ようするに、必要なものはもうみんな持っているから何かを売るのは大変なのである。

そういう状況にもかかわらず経済発展重視の社会構造のままでやり続けているから日本の社会は破綻しかかっている。JR西日本の脱線事故やマンション強度偽装事件なんかはその証拠である。

じゃあどうすればいいのいかについて著者は具体的には言わないが、最後に「我慢」というコトバが出てくる。僕も最近ガマンについて考えていたので、我が意を得たりであった。

コメント

_ ひめ ― 2005-12-04 19:12

欲しいなぁと言うものが昔に比べて高くなったような気がします。ばばしゃつ一枚にしても昔はいくつもないのに、今は機能性の高いものが開発されて「あ、これ欲しい」とかいうものがすでに売り切れだったり。トレンチコートが欲しいと思っても、バーバリーしか女性ものがなかったり。なんでですかね?

_ ぶんよう ― 2005-12-07 21:03

それはものの値段が上ったのではなくて、ひめさんが贅沢になったんではないでしょうか。橋本治は「必要」と「欲しい」は違うといっていて、「欲しい」が我慢できないのは「誘惑に弱いだけ」とのこと。

_ ひめ ― 2005-12-12 20:38

欲しいのは必要があってなのですが。。
いずれにせよ、読むことのチェックが甘く失礼しました。

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_ PukiWiki digital-momonga (PukiWiki/TrackBack 0.3) - 2005-12-18 01:54

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