「Splurge」 PUFFY2006年07月20日

パフィーは奥田民生の手を離れてから中途半端なアルバムばかり出すのであまり興味が無くなっていた。アメリカでスターになってレコード会社のやる気が出たのか久々にまともなアルバムを出したので買ってみると、これはイイ、オモロイ!

10人くらいが作曲していて、そのうち半分はアメリカのミュージシャンで、しかも作曲者がそれぞれ自分の曲をプロデュースしている。雰囲気がバラバラになりそうなところだが、ものすごく統一感があるのが不思議だ。パフィーという仮想キャラのイメージが(アメリカのアニメのおかげもあって)しっかり共有されているからだと思う。

日本から参加しているのは草野マサムネ、ギターウルフ、奥田民生、甲本ヒロト、斉藤和義、横山健(この人は知らない、横山剣とは別人らしい)。なんか重心が低い感じの人ばかりである。パフィーの軽さとバランスが取れていいのかもしれない。僕はやっぱりタミオワールド全開の「モグラライク」が一番好きだが、他も充実していて中身が濃いアルバムといえる。

うちはスカパーでカートゥーンネットワークを契約してるので、アニメ「ハイ!ハイ! パフィー アミユミ」を見たことがある。本物のパフィーには似ていない2人組のミュージシャンの女の子たちがドタバタをやる他愛のない子ども向けアニメだ。アニメの前後に本人たちも登場して日本語で1、2分しゃべるのだが(多分アメリカでは字幕が出るのだろう)、いつもの調子でダラダラしているだけである。何でそんなに人気が出たのだろうか。

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