確定申告2008年02月29日

確定申告は過去に2回やったことがある。最初は住宅ローン控除の申請をしたとき。確定申告というとなんか難しそうだが、会社員として毎年やっていた年末調整の書類を作るのとたいして変わらなかった。保険料の支払い証明書などにローン残高の証明書が加わるだけだ。

次は会社を辞めた翌年。年度の途中で給料が無くなったので、天引きされ過ぎた所得税が結構戻ってきた。それはいいのだが、問題は退職金である。会社の人事部の説明では、退職金は分離課税なので申告の必要はありませんとのことだったが、確認のためネットでよく調べてみると、定率減税の分は申告すると戻るのだった。

今年は個人事業主として申告しなくてはならない。会社員の源泉徴収票の代わりに事業の決算書を付けて青色申告をする。決算書は会計ソフトが作ってくれるのを印刷するだけである。細かいところは納税協会の記帳指導で教えてもらった。この記帳指導は会計ソフトのインストラクターと税理士がマンツーマンで1時間半×4回も教えてくれて、しかもタダ。たいへん有難かった。

青色申告をするには複式簿記で帳簿を付けなくてはならないわけだが、複式簿記においては全ての金は借金であるから、僕のように無借金経営の個人事業でも僕個人が事業に対してお金を貸すというようなアホな形式になる。僕はこの複式簿記システムというのが現代社会の問題の源であると思うのだが、そのシステムを受け入れないと青色申告特別控除65万円が使えない。受け入れて申告書を作って税務署に郵送した。

それにしても所得税の仕組みは本当に分かりにくくできている。これは絶対わざとだろう。知らなかったら取られ損みたいなことがいろいろある。もっとシンプルにするべきである。

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