FTA2009年08月14日

民主党はアメリカとのFTA(自由貿易協定)締結を推進するといっている。またしてもアメリカに日本市場を開放しようとしているのか。50年前の「官僚たちの夏」もそういう話だし、元祖は幕末の日米修好通商条約である。結局、この150年ずっと同じことをやっているわけだ。

これはダメでしょう。アメリカは自己破産したようなものだから、もう工業製品の輸出先として期待するべきではない。アメリカから農産物が入ってきて日本の農業が潰されるだけじゃないのか。

民主党の説明を読んでもよくわからない。「FTA交渉においては、農林水産物に関して米など重要な品目の関税を引き下げ・撤廃するとの考えを採るつもりはない」と書いてあるが、重要な品目以外は自由化するということだろうか。

日本はエネルギーを輸入に頼っているせいで、自由貿易の世界じゃないと困るという考えが根本にあるようだ。それなら江戸時代に戻れば完全に解決する。それは無理としても、輸入に頼る化石エネルギー消費を減らす方向に進むべきである。そういう意味では高速道路の無料化は止めた方が良いし、ガソリンの税金も下げない方が良い。

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