「ユニコーンツアー2009 蘇る勤労」 DVD2009年08月23日

このバンドの面白いところは、5人とも曲を作って歌うことである。ライブでどうするのかと思ったら、ベースのEBIが歌うときは民生がベース、ドラムの川西が歌うときは民生がドラムを叩いていた。キーボードの阿部がギターを弾くときもある。

民生ソロのライブはややストイックで暗めだったが、ユニコーンは明るく楽しそうだ。僕はユニコーンより民生のファンなので、本当は民生の曲と歌を集中して聴きたいのだが、ユニコーンの方が多様で面白いことも確かだ。

昔のユニコーンはアイデアが先行してギクシャクした感じもあったが、復活後は角が取れて円熟している。新酒と15年物くらい、明らかに違う。インタビューによると、昔はみんな「オレが、オレが」だったのだが、今は「オマエが、オマエが」に変化したらしい。そういう感じがアンサンブルの良さとなって表れている。

昔の曲と新曲を半々くらいに混ぜて演奏しているが、やっぱり昔の曲の方が受けている。特に「大迷惑」「ヒゲとボイン」「すばらしい日々」といった名曲は盛り上がる。復活ユニコーンの代表的名曲はまだ生まれていないようだ。

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