ウィスキー2009年08月27日

なんかウィスキーが流行っているようだ。うちの奥さんも夕食のときにハイボールを飲み始めた。といってもただのウィスキー・ソーダじゃなくて、僕が数年前に飲み残したアイリッシュ・ウィスキーやスコッチ・シングルモルトを炭酸で割って、更に「ブランディで漬けた梅酒」を加えるという変わったカクテルである。僕が飲んでいる「芋焼酎の緑茶割り」とは全然違う。

ウィスキーをストレートでほんの少し舐めると、体温で蒸発して口の中に爆発的に香りが広がる。そうやるとそれぞれの酒の個性がはっきり判る。氷を入れると香りの成分があまり蒸発しないし、水や炭酸で割ると味が薄まってみんな同じになってしまう。

しかし、ウィスキーをストレートで飲むと舌にビリビリくる。段々慣れてくるのだが、味蕾が破壊されているに違いないと思う。その結果、香りには敏感になる一方で食べ物の味には鈍感になるような気がする。それに胃に悪い。

そういう酒なので、ウィスキーは食事に合わない。ハイボールなら食事中に飲めなくもないが、合う料理がかなり限られる。だから僕のウィスキー・ブームは終わってしまったのだった。その点、芋焼酎の緑茶割りは和洋中、何にでも合う。ただの緑茶よりも、芋焼酎の水割りよりも、食事に合うような気がする。

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