「ドラマチック」 クラムボン2009年12月04日

この前、娘が国語の教科書に出てきた「やまなし」の話をしていて、息子が「クラムボンは死んだよ」というセリフを言った。どういう話だったかなあ。何か水の中の話でやまなしが発酵して良い匂いになるということだけを思い出した。

次の日に週刊誌を読んでいたら誰かのエッセイに「注文の多い料理店」が出てきて、そういえばアマゾンの「おすすめ商品」に「銀河鉄道の夜」もあった。どうも宮沢賢治さんが僕のアンテナに引っ掛かっているようだ。銀河鉄道は昔読もうかと思ったが暗そうなのでやめた記憶がある。「やまなし」や「注文の多い料理店」を読みたくなり、短編集を買おうかと思ったが、ふと思い出して「青空文庫」を探したらあった。短編ならオンラインで読めば良い。

読んでみると面白かった。イメージが鮮やかで五感に訴えかけるものがある。宮沢賢治って生前は全く評価されなかったのか。今でいうと宮崎駿じゃないか。それにしても、「クラムボン」って何?

そういえば、そういう名前のバンドがあったなあ。クラムボンのミトというミュージシャンの名前を木村カエラやYUKIやコトリンゴのアルバムで見掛けた記憶がある。調べてみるとピアノトリオのバンドで面白そうである。

試聴して気に入ったので「ドラマチック」というアルバムを買った。生ストリングスの入ったアレンジが壮大で良い。パワフルで表現のダイナミックレンジが広い感じがする。騒々し過ぎる曲もあるが、なかなか面白いサウンドだ。


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://bun.asablo.jp/blog/2009/12/04/4738435/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。