参院選2010年07月16日

今回は入れたい政党も候補者も無くて困ったが、投票日に頭が痛くなって寝込んだので棄権してしまった。いつもは熱心に見る開票番組も最初だけ見て寝た。結果は、そらそうなるやろという感じでねじれちゃったわけである。

負けた民主党で蓮舫氏だけは人気があったこととみんなの党の躍進を考えると、民意は「行革キッチリやれ」ということだろう。みんなの党というのは行革は良いとして、経済については市場原理主義の小泉竹中路線だが、そのへんが支持されたわけではないと思う。

ねじれ国会になって菅政権は大変だが、最小不幸社会を標榜する菅首相にとってはその志にふさわしい状況である。最大多数の幸福を考えるなら多数決で良いが、最小不幸を目指すには少数意見に耳を傾ける必要がある。「多数決で過半数を取れないから少数意見も取り入れないとしょうがない」というねじれ状況は、最小不幸社会への正しい道筋であると考えられる。

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