「The Royal Scam」 スティーリー・ダン ― 2012年08月17日
コード進行の凝り方とかアレンジの洗練とかバックのミュージシャンの演奏の上手さといったテクニカルな面のカッコ良さで、ポピュラー音楽界最高峰に位置するのがスティーリー・ダンである。スティーリー・ダンの名作「エイジャ」と「ガウチョ」は昔から愛聴してきたが、他のはどうだろうと思って聴いてみる。
「エイジャ」「ガウチョ」と同様にうまくてカッコイイが、雰囲気がややソウルというかファンクっぽくて暖かみがある。ベースがチャック・レイニー、ドラムがバーナード・パーディというリズム隊が素晴らしい。スティーリー・ダンらしいクールさでは「エイジャ」「ガウチョ」の方が優るが、このアルバムも非常に良い。
2曲目のイントロはどこかで聴いたような気がして記憶を辿ると、ユーミンの「キャサリン」だった。このアルバムの発表が'76年で、「キャサリン」の入った「流線型’80」は'78年。これは影響を受けているなと思いつつ聴いていると、最後の曲のイントロがまた 「流線型’80」 に入っている「かんらん車」そっくり。他にも細かいところでユーミンの曲に似ているところがいろいろある。松任谷正隆アレンジの元ネタの宝庫なのだった。
「エイジャ」「ガウチョ」と同様にうまくてカッコイイが、雰囲気がややソウルというかファンクっぽくて暖かみがある。ベースがチャック・レイニー、ドラムがバーナード・パーディというリズム隊が素晴らしい。スティーリー・ダンらしいクールさでは「エイジャ」「ガウチョ」の方が優るが、このアルバムも非常に良い。
2曲目のイントロはどこかで聴いたような気がして記憶を辿ると、ユーミンの「キャサリン」だった。このアルバムの発表が'76年で、「キャサリン」の入った「流線型’80」は'78年。これは影響を受けているなと思いつつ聴いていると、最後の曲のイントロがまた 「流線型’80」 に入っている「かんらん車」そっくり。他にも細かいところでユーミンの曲に似ているところがいろいろある。松任谷正隆アレンジの元ネタの宝庫なのだった。
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