日記2001年05月09日

参観日。会社の自分の席で出前の寿司(盛り合わせ+イナリ2個)を食べてから家に帰る。自転車で小学校へ行く。一年一組の教室の前の廊下に立っていると息子が現れる。友だちに「僕のトオチャンやで」と教えている。窓際の棚に小さなプラスチックの水槽が置いてあり、亀がいる。別の水槽にアゲハの幼虫もいる。担任の先生が来て「中に入って下さい」と言う。スリッパに履き替えて教室に入り、後ろの壁のところに立つ。壁には子供たちの塗り絵が貼ってある。魚や海草の絵だが、塗り絵というのはどれも同じようなものなのでつまらない。それでもちょっと色使いにメリハリのある子もいる。

僕以外はお母さんばかりである。30人のクラス。先生がラジカセのスイッチを入れ、テ-プ演奏をバックに子供たちが校歌を歌う。国語の時間が始まる。ひらがなの練習。今までに習った10ほどのひらがなだけを使って言葉を作るという問題を先生が説明していると、ひとりの男の子が「先生、お茶飲んでいい?」と聞く。先生が「今はアカンよ、さあ、何かできた人いますか?」と言い、子供たちがハイハイハイハイと手を上げる。5番目に息子があたる。こちらもちょっと緊張する。「あのな~」とのんびりした話し方で答えたので気が抜ける。結局、全員があてられて何か答える。

「ま」の字の書き方を先生が丁寧に教える。粘土を出してヒモを作り、板の上で「ま」の形を作る。先生がひとりひとり見て回る。みんなで誰のが一番上手だったかを言う。最初は友だちの名前を言っていたが、誰かが「自分」と言ってからはほとんどの子が「自分」と答える。

一時間立たされて疲れた。小学校の時によく立たされたのを思い出す。先生のオルガンで歌を歌う。「一番線は鹿児島行き」とか何とかいう歌。先生は右手で和音、左手でベ-スラインを弾き、全く手元を見ない。先生のオルガンはかなりうまい。

授業が終ってランドセルを背負った子供たちと親たちがみんないっぺんに外に出ようとし、出入口の所が渋滞する。狭い廊下がラッシュ時の御堂筋線のようになる。息子は学童保育の部屋に行き、僕は体育館にPTA総会の委任状を出しに行く。総会の集まりは悪いようで、用意された椅子の半分以上が空いている。委任状なんか出しに来ている人もいない。受付もないので誰に渡せばいいのかわからない。前の机に座っている役員らしき人に渡して体育館を出て、学童保育の教室の方に歩いて行く。途中に通りがかった空き教室でママさんコ-ラスをやっている。発声練習、ドレミファソファミレドー。学童保育の部屋でおやつをもらった息子を連れて帰ってくると、ママさんコ-ラスの「卒業写真」が聞こえる。

自転車に2人乗りして家に帰る。息子が寝てしまう。冷蔵庫を確認するとジャガイモとタマネギとニンジンがある。冷凍庫に牛薄切りがあったので肉ジャガを作る。保育園に娘を迎えに行く。アヤカちゃんのお父さんも来ていて一緒に帰る。家に帰って「パワ-・パフ・ガ-ルズ」を見てから、みんなでご飯と肉ジャガの夕食。モレッティを飲む。奥さんが帰ってきて肉ジャガを食べる。「この肉ジャガ、めっちゃおいしいな」と好意的評価をいただく。タマネギと肉をよく炒めるのがコツ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://bun.asablo.jp/blog/2001/05/09/6333064/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。