ラフロイグ 10年(カスクストレンクス)2006年11月26日

煙くさく薬くさいアイラ産モルトはボウモアで充分だと思って、もっと薬くさいと言われているラフロイグには手を出していなかった。しかし飲んでみるとこれが旨い。たしかにヨードチンキのようなクレオソートのような消毒薬の臭いは強いが、麦芽の味が他のウィスキーよりもはるかに濃い。気に入った!

スモーキーさもなかなかのもので、飲んでいる時よりも、飲んだ後で自分の息が煙っぽくなって鼻に抜ける感じが強く、それも長く続く。この感じは前に経験があるなあ、と思ってよく考えたらタバコを吸っていた時の感じである。洋モクの甘い煙の臭いに似ている。これって身体に悪くないんだろうか? ちょっと怪しい。

アイラモルトのヨード香というのはクセになる人はなるらしいが、ダメな人はダメだろう。僕は別に気にならないが、特に好きなわけでもない。煙くさい感じは大好きである。それよりこの酒はモルトの味が濃いところが気に入った。でもカスクストレンクス(樽出し原酒)だから57度もあってきつい。ほんのちょっとで酔っ払ってしまう。この味の濃さは原酒ゆえなのだろうか。まあ、水で割れば良いのだが。次は普通の40度のラフロイグを買ってみよう。

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