「Art Pepper Today」 アート・ペッパー2009年10月13日

このアルバムは1978年発表。パワフルに吹いている。リズムセクションも頑張っていて、バンドとしてのアンサンブルも良い。ペッパーは初期のアルバムの評価が高いが、復活後の演奏も良いじゃないか。

それに録音が良い。ペッパーの活動には'60年から'75年までブランクがあって、その前後では録音技術が全然違う。僕はマニアックに音質を追求するわけではないが、これだけ音が違うと音楽の印象にもすごく影響する。

初期のアルバムは演奏はいいけど音が悪い。これをもっと良い録音で聴けたらなあと思うが、それなら後期ペッパーを聴けば良いということになる。アート・ペッパーさんは一貫してメロディックなアドリブ演奏を追求したから、復活後もやっていることは昔とそんなに違わず、腕も衰えていなかった。やってることがだいたい一緒なら音が良い方が良い。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://bun.asablo.jp/blog/2009/10/13/4630852/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。