アイリッシュ・シチュー ― 2007年10月05日
この前、昼間のワイドショーを見ていたら、料理コーナーでじゃがいもと豚肉のシチューというのをやっていて、旨そうだったので夕食に作ってみた。
テレビでは料理の先生が、この「じゃがいもと豚肉のシチュー」は肉じゃがの元になった料理でアイリッシュ・シチューというのだと説明していたが、ググッてみるとちょっと違う。日本海軍でビーフシチューを作ろうとして醤油味になってしまったのが肉じゃがのルーツだという説が有力である。それと、アイリッシュ・シチューの肉はラムらしい。それはともかく、この料理はウィスキーと押し麦を入れるところがアイリッシュっぽくて旨そうな気がする。
豚バラのブロックの代わりに薄切り、押し麦の代わりに麦主体の「雑穀ご飯の素」を入れ、ブーケガルニはローリエだけで済ませる。レシピにじゃがいもの量が無いが、男爵を3個入れた。味付けは「ブイヨンの素」を使うのだが、「マギーブイヨン」の表示を見ると原材料は「食塩、砂糖、粉末醤油・・・」とある。5番目に牛脂が出てくるが、味のメインは醤油のようだ。なんか騙されたような気がする。ウィスキーはアイリッシュのブッシュミルズモルトを使った。
結果はやっぱり豚肉を使った肉じゃがみたいなものだが、雑穀が入っているので煮汁がオートミールみたいになる。ちょっと麦の香りがして旨い。
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