「ユニコーン・トリビュート」2007年12月09日

「奥田民生・カバーズ」が思ったより良かったので、こっちも買ってみた。「民生カバーズ」ではみんなが自分の歌い方で歌っていたが、この「ユニ・トリ」ではなぜかみんなタミオっぽく歌っている。そのへんの対照がまた面白い。

「民生カバーズ」ではみんが自分流にやった結果、それがうまくハマッたりコケたりしていたが、このアルバムではカバーの出来不出来にあまり差がない。民生ソロの曲は極端にシンプルなのに対して、ユニコーンの曲は凝っているからだと思う。曲がシンプルだとミュージシャンの実力がはっきり見えるが、曲の個性が強いとミュージシャンの色が見えにくい。

一番気に入ったのはMONGOL800の「大迷惑」。沖縄シャッフルがあまりにもぴったり似合っていておかしい。

吉井和哉のバックでは民生がドラムを叩いている。シンプルだがへヴィーでパワフルなドラムだ。タイコがよく鳴っている。ジョン・ボーナムを目指しているんではないか。最近の雑誌でのインタビューによると、民生はドラマーになりたくてスティーブ・ジョーダンにも習っている。ドラマーのいないフジファブリックか「くるり」に入りたいそうだ。

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