「心を整える」 長谷部誠 ― 2011年05月23日
日本 0 - 0 パラグアイ ― 2010年06月30日
日本 3-1 デンマーク ― 2010年06月25日
甲子園 ― 2010年04月03日


オリンピック ― 2010年03月01日
イチロー ― 2009年09月15日
イチローはやっぱり凄いですね。イチローが記録を達成すると記者から「次の目標は」と訊かれて「今それを訊くの?」と答えるのも恒例になってきたが、イチローは来年以降ものすごく自由になるのではないだろうか。
9年連続200安打の先にある記録はピート・ローズの「年間200安打を生涯10回」と「通算4256安打」だが、そういうのは今までと違って「今年ダメだったら終わり」というプレッシャーが無い。だからこれからは今までより気楽に打てるようになる。その結果、年間最多安打記録を更新するかも知れないし、「今年はヒットが減っても良いからホームラン王を狙ってみる」ということもできる。
連続200安打はプレッシャーであるのと同時にモチベーションにもなっていたはずだ。イチローは「解放された」と言っていたが、それなら別のテーマが必要になる。とりあえずあと2回200安打をやるのか、他の目標も設定するのか。来年も楽しみだ。
4月9日 阪神 2 ‐ 4 広島 ― 2009年04月10日
息子の友人から3塁アルプスの入場券を2枚もらったので甲子園に行った。ジョーシンで家電製品を買って入場券が当ったのだが、野球に全く興味が無いからとくれたのだそうだ。我が家にはなぜか色々なところから「抽選で当った」とか「行けなくなった」という阪神戦の切符が回ってくる。ありがたいことである。
いつもは車で行って実家の前に停めるのだが、最近開通した阪神なんば線に乗ってみることにする。阪神が難波に繋がったのは画期的だと思うけど、難波から尼崎までが各停なので20分もかかってちょっとガッカリ。南海難波から大阪難波まで歩くことを考えると、御堂筋線で梅田に行って阪神本線の特急に乗るのと変わらない。
甲子園の外観はベージュになり、アプローチの階段が付いたりして雰囲気が変わった。タイガースショップで、息子の友人に「甲子園リニューアル記念タオル」を買った。いつもはコンビニでオニギリを仕入れて行くのだが、甲子園リニューアル記念に球場内の売店で弁当を買う。僕は穴子弁当、息子は蛸めし。兵庫県の特産物を使っているわけである。なかなかうまい。でも量が少ないし900円は高い。電車で来たのでビールを飲もうかと思ったが、日が暮れると少し寒くなってきたのでやめる。
新しい帯状のLEDディスプレイは派手過ぎる。選手は気にならないのだろうか。前から思っていたのだけど、攻守交替の間にコマーシャルが流れるのもうるさい。300人くらいしかいないくせに広島の応援もラッパがうるさい。鳴り物の応援は禁止してWBCの試合のような雰囲気で観たい。
と、文句ばかり言うようだが、全体として甲子園はやっぱり良いなあと思った。野球を生で観るのはテレビとは別ものである。持って行ったラジオは聴かずに生の野球に集中した。時々心の中で実況中継をしてみる。僕は子どもの頃、スポーツアナウンサーになりたかったのだった。
試合は不完全燃焼気味。先発石川は4点とられたけど、球は悪くなさそうだった。チャンスで何度も新井が凡退。新井がファウルフライを取り損ねた打者も四球で出塁してホームまで還ってくるし。新井大丈夫か。腰が悪いんじゃないのか。メンチが守備でライトゴロを見せてくれたのは良かった。
今まで甲子園のいろいろな席から野球を見たが、今回の3塁側アルプススタンドというのは、一番試合に入り難いような気がする。斜めだし、遠いし。9回裏2アウトになってあきらめかけていたら、代打今岡が二塁打を打った。それで1点入ったと思っていたのだが、後でスポーツニュースを見たら入ってなかった。
帰りは甲子園駅に入るのにしばらく並んだ。阪神が勝ったら、みんなが六甲おろしを歌っている間に帰れば良いし、ボロ負けだったら試合が終わる前からゾロゾロ帰り始める人がいるのだが、ギリギリで負けるとみんな一斉に帰るから一番混雑するのだ。
光って見える ― 2008年09月08日
北京オリンピックのソフトボールで活躍した上野由岐子投手が、打者を打ち取れる球筋が光って見えたと言っていた。昔の阪神のエース江夏豊投手が外角低めの球筋が光って見えると言っていたのと全く同じである。そういえばスピードスケートの清水広保選手も最高の状態ではコーナリングのラインが光って見えると言ったし、若乃花(お兄ちゃん)も相手のまわしの一部が光って見えてそこを掴んで投げれば勝てたという。
当然のことながら、上野投手の見た球筋は他の人には見えない。相手打者にも見えたら打たれてしまう。その光は外から眼に入ってくるのではなく、自分の中で生まれた情報が仮想的視覚のスクリーンに送られて光って見えるのだと考えられる。
スポーツ選手はイメージトレーニングということをする。イメージトレーニングというのは、世界と自分の動きを頭の中で仮想的に映像化してシミュレートすることである。そのシミュレーションを正しく行うことができれば良い結果を生み出す方法を見つけることもできる。実際の競技中にリアルタイムでイメージトレーニングと同じことができれば、そのシミュレーション結果が光って見えるのではないだろうか。
イメージトレーニングには小脳が関わっている。しだがって光る情報を生み出すのは小脳だと思われる。では小脳論的にはそこから何を得ることができるのか。最適な選択肢が光って見えたりするのは、超一流アスリートが最も集中した状態という特殊な状況だけに起きることのようだ。しかし我々の日常にも通じる部分はあるのではないか。
本やCDや服なんかを買いに行くと、棚に並んだ商品の中から1つだけが「呼んでいる」と感じることがたまにある。光って見えるというほどではないが、何となくクッキリと見えてなぜか惹きつけられる。それを選んで失敗だったことはない。超一流運動選手の話とはレベルがだいぶ違うが、根本的には同じ現象ではないかと思う。ものごとを良く見れば、自分の無意識が何かを教えてくれているのに気付くときがあるのだ。
北京オリンピック ― 2008年08月26日
先月クレジットカード会社のサイトで日本の金メダル個数を予想する懸賞があり、僕は「8個か9個」という選択肢にチェックを入れた。柔道とレスリングで5、北島康介と野口みずきで2、野球とソフトボールで1、と考えて合計8。もしかすると体操かセーリング女子470級で1。実際は柔道とレスリングで6、北島2、ソフト1で合計9だったから当りだ。野口みずきが走れていたらはずれたんじゃないかと思う。
別に金メダルだけに値打ちがあると思っているわけではなく、今回は以前より銀や銅のメダルを喜んでいる選手が多くて良かった。日本社会の風潮もついに金メダル偏重から脱したのではないか。メダルどころか入賞でもかなりエライのだ。
そもそもオリンピックに出ている時点ですごい。国内だったらチャンピオンである。うちの近所の駅に「祝 体操○○選手 北京オリンピック出場」と書いてあったのでテレビで応援しようと思ったが、既に予選落ちしていて見られなかった。残念。
それにしても日本の球技はなんでどれもこれも女子の方が世界レベルで強いのだろうか。たぶん男子はスポーツ人材が野球に偏り過ぎているのだと思う。じゃあ何でその野球が弱かったのかというと、短期決戦に慣れていないからだろう。特に星野監督は日本シリーズの勝率もすごく低いらしい。相当考え方を変えないとWBCも危ない。
阪神 0 - 3 広島 (8/19) ― 2007年08月20日
息子の友だちが切符を譲ってくれたので大阪ドームへ行く。ライト外野上段、5階席。こんな高いところから野球を見るのは初めてだ。どれくらい高いかというと、両翼のポールの先端より上に席がある。グラウンドを上空から見ているような感じ。この前ここまで飛ばしたアニキはすごい。
いつも思うことだが、ドーム球場は野球が見難い。今回の席からは、なんとライトの定位置が死角になっている。ライトとセンターの深いフライは打球を処理するところが見えないのだ。そんなんアリ?
阪神から移籍した広島の喜田が出場しているのを見て、息子が「何でトレードしたんや」と文句を言う。試合中ずっと言っていた。
家の近所のコンビニで仕入れてきたおにぎりを食べながら生ビールを飲む。エアコンが効いているのでビール指数はあまり高くない。ビールの売り子が多過ぎて試合に集中できない。阪神の選手もなぜか集中していないようで全然盛り上がらない。結局、3安打完封負け。「JFKの皆さんゆっくり休んで下さい負け」と命名。
最近のコメント